診断群類別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）については、DPC準備病院だったため集計ができず掲載できません。

内視鏡的大腸ポリープ粘膜切除術の件数が最も多くなっています。令和元年度の胃瘻造設術の件数は８件、中心静脈注射用植込型カテーテル設置の件数は６件、総胆管結石に対する乳頭切開術の件数は５件、内視鏡的消化管止血術は4件、入院の主科が脳神経外科・外科の患者さんも多く、内科入院での治療件数は上記の件数となっています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

令和元年度には循環器内科の手術は実施していません。循環器内科に入院中の患者さんの胃瘻造設術が2件、外耳道異物除去術が1件、胆嚢摘出術が1件、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が１件ありました。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

当院外科において、手術数の多かったのは鼠経ヘルニア、腹腔鏡下胆のう摘出術、肝臓癌に対する血管塞栓術でした。外科では胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌等の手術も多く行っております。大部分が腹腔鏡下手術となっています。痔核の手術も増加しており日帰り手術も行っています。下肢静脈瘤、気胸の手術も行っておりますので気軽にご相談ください。

整形外科の手術件数は年間500例前後で推移しています。その半数程度は骨折に関連した手術でした。
当院では同棟内に回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟を持ち、退院に向けて十分なリハビリを提供しています。またそのためか他院と比べ、平均術後日数が長い傾向にあります。

当院脳神経外科で行われている手術について解説します。脳神経外科単独で行われる手術では慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術がほとんどを占めています。この疾患は頭部外傷を契機に発症することが多く、手術は局所麻酔で可能です。胃瘻造設術および中心静脈用埋込型カテーテル留置は、脳卒中後遺症などで経口摂取が困難な方の栄養摂取を目的とするものです。内科もしくは外科に依頼して施行しています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

白内障手術と眼瞼手術が大部分を占めます。眼瞼手術は同日に両眼瞼に対して施行することが少なくないため、手術件数はより多くなります。また、日帰り手術も行っており、実際はもっと多い患者数になります。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

泌尿器科診療の目玉は、尿路結石疼痛患者に対する体外衝撃波結石破砕術（ESWL）による日帰り即時対応です。患者さんから苦痛を早期に開放し、日常生活の復帰を支援しております。また結石・消化器・婦人科疾患による尿管閉塞は、腎機能低下・腎盂腎炎・敗血症等の重症感染症へ移行し易いため、即時尿管ステント留置にて悪化を予防します。泌尿器科の代表的疾患である前立腺肥大症・表在性膀胱癌・下部尿路結石に対して経尿道的に無傷の治療を行っています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

年齢と共に増加する骨盤臓器脱にはいろいろな治療方法がありますが、婦人科では子宮脱根治術という方法でかなり改善がみられます。排尿困難が生じた場合は婦人科の受診をお勧めします。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。