DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎 手術なし　手術・処置2　なし	20	32.90	20.51	15.00	85.45
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	17	2.53	2.67	0.00	71.77
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	17	15.00	13.00	0.00	77.59
100380xxxxxxxx	体液量減少量	15	7.07	10.51	0.00	76.47
10007xxxxxx1xx	2型糖尿病（糖尿病ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置2　あり	14	16.57	14.60	0.00	70.29

当科は主に、ご高齢の方の急性期疾患に対し、多職種で連携して治療を行い、入院時より退院支援も開始し、患者さんそれぞれの病状や生活背景に併せて、スムーズに日常生活に移れるよう努めております。誤嚥性肺炎につきましては、抗菌剤等の加療と併せて、経口摂取を行っている方には、嚥下造影検査をした上で、嚥下の評価、訓練、食事形態の工夫を行い、経口摂取が困難な方に対しましては、胃瘻やCVポート造設を行っております。また、香川大学医学部付属病院消化器内科の先生方により施行されました下部消化管内視鏡検査、ポリペクトミー後の経過観察入院や、腎盂腎炎、脱水症、糖尿病が疾患の上位を占め、糖尿病治療におきましても、チームを形成して多職種で連携しながら、一般病棟や地域包括ケア病棟を利用してインスリン導入や教育入院を含めて積極的に入院治療を行っております。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050130xx9900xx	心不全　手術なし　処置1なし　処置2なし	13	42.15	17.23	7.69	81.85
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　処置2なし	-	-	-	-	-
050050xx9900xx	狭心症、慢性虚血性疾患　手術なし　処置1なし　処置2なし	-	-	-	-	-
050190xx99x00x	肺塞栓症　手術なし　処置2なし　副傷病なし	-	-	-	-	-
110380xxxxxxxx	体液量減少症	-	-	-	-	-

当科の主な診療対象は心不全です。加齢と共に増加する症候群です。その原因は多岐にわたりますが、特に誤嚥性肺炎が主病で心不全を合併している場合も多く、また、虚血性心疾患、高血圧症がそれぞれ主病となる場合も概ね心不全が併存しています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060380xxxxx00x	ウイルス性腸炎　処置2なし　定義副傷病なし	13	3.62	5.86	15.39	7.31
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）　手術なし　処置2なし　定義副傷病なし	-	-	-	-	-
030270xxxxxxxx	上気道炎	-	-	-	-	-
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　処置2なし　定義副傷病なし	-	-	-	-	-
150040xxxxx0xx	熱性けいれん　処置2なし	-	-	-	-	-

当科では、呼吸器・消化器における感染症治療を行っております。また、長期にかかわる痙攣やアレルギー性疾患の治療にも対応しております。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060040xx99x6xx	直腸肛門（直腸S状部から肛門）の悪性腫瘍　手術なし　処置2　6あり	68	3.04	4.48	0.00	70.74
060035xx99x6xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　手術なし　処置2　6あり	52	4.50	4.51	0.00	64.63
06007xxx9906xx	膵臓、脾臓の腫瘍　手術なし　処置1なし　処置2　6あり	43	3.44	5.41	0.00	69.67
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	20	5.55	4.86	5.00	72.45
060335xx02000x	胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等　処置1なし　処置2なし　定義副傷病なし	13	9.92	7.23	0.00	70.77

当科では消化管、肝胆膵の悪性腫瘍、炎症性疾患等を主に扱っております。内視鏡下手術が中心で鼠径ヘルニア、虫垂炎の手術も短期入院で内視鏡的に行っています。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩　股等	73	60.40	25.94	6.85	83.28
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし	70	39.90	18.81	7.14	82.03
160760xx97xx0x	前腕の骨折　手術あり　定義副傷病なし	45	7.16	5.18	8.89	59.58
160610xx97xxxx	四肢筋腱損傷　その他の手術あり	23	7.04	9.62	34.78	45.13
160780xx97xx0x	手関節周辺の骨折・脱臼　手術あり　定義副傷病なし	23	2.44	4.35	21.74	41.91

当科は骨折患者を紹介、救急で対応しており現在主な患者数となっております。原因として転倒が多く、平均年齢は高い方が多くなっています。そのため入院後リハビリに時間を要し、入院在院日数は長い傾向になっております。また変形性膝関節症、変形性股関節症、関節リウマチ等に人工関節置換術を、手の疾患に対して手の外科手術を行っております。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　処置2なし　定義副傷病なし	27	24.30	8.18	3.70	64.15
100380xxxxxxxx	体液量減少量	21	12.76	10.51	4.76	80.43
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　処置1なし　処置2　4あり　副傷病なし　発症前Rankin Scale　0,1又は2	20	38.45	15.64	5.00	68.75
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　処置2なし	17	50.47	20.51	5.88	81.06
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　処置2なし　定義副傷病なし	15	22.07	9.68	0.00	72.47

当科では頭蓋・頭蓋内損傷、脳梗塞の患者さんが多くを占めています。いずれの疾患においても、できるだけ早期にリハビリ介入を行っています。また、脳梗塞、頭部外傷後の嚥下機能低下により誤嚥を起こしやすくなるため、誤嚥性肺炎の患者さんも当科で対応することがあります。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼	231	1.83	2.76	0.00	76.72
020230xx97x0xx	眼瞼下垂　手術あり　処置2なし	84	1.82	3.07	0.00	72.23
020320xx97xxxx	眼瞼、涙器、眼窩の疾患　手術あり	42	1.71	3.18	0.00	60.19
020110xx99xxxx	白内障、水晶体の疾患　手術なし	-	-	-	-	-
020280xx99xxxx	角膜の障害　手術なし	-	-	-	-	-

白内障手術と眼瞼手術が大部分を占めます。眼瞼手術は同日に両眼瞼に対して施行することが少なくないため、手術件数はより多くなります。また、日帰り手術も行っており、実際はもっと多い患者数になります。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
11012xxx04xxxx	上部尿路疾患　体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき）	33	1.06	2.66	0.00	60.58
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	23	8.39	13.00	4.35	78.39
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　処置1あり	21	2.05	2.54	0.00	73.1
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　処置2なし	18	13.39	7.13	0.00	79.44
110420xx02xx0x	水腎症等　経尿道的尿管ステント留置術等　定義副傷病なし	18	4.17	4.13	0.00	85.50

当院では上部尿路結石に対して体外衝撃波結石破砕術（ESWL)を主に行っています。治療の確実性などから経尿道的尿路結石除去術（TUL)が増えていますが、麻酔が不要で日帰り対応も可能である利点があります。代表的疾患である前立腺肥大症や膀胱癌、下部尿路結石に対して経尿道的手術を行っています。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
120090xx97xxxx	生殖器脱出症　手術あり	-	-	-	-	-
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（膣部）切除術等　処置2なし	-	-	-	-	-
12002xxx97x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　その他の手術あり　処置2なし	-	-	-	-	-
120250xx97x0xx	生殖・月経周期に関連する病態　手術あり　処置2なし	-	-	-	-	-

年齢と共に増加する骨盤臓器脱にはいろいろな治療方法がありますが、婦人科では子宮脱根治術という方法でかなり改善がみられます。排尿困難が生じた場合は婦人科の受診をお勧めします。令和2年度は子宮脱手術が5名、膣閉鎖術が1名で、平均年齢は66.2歳、平均在院日数は7.5日でした。そのほか当院では子宮頚部の早期悪性腫瘍に対する手術も行っています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	14	0.21	1.14	0	70.93
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上）	-	-	-	-	-
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	-	-	-	-	-
K654	内視鏡的消化管止血術	-	-	-	-	-

令和２年度は内視鏡的大腸ポリープ粘膜切除術の件数が最も多くなっています。胃瘻造設術の件数は４件、中心静脈注射用植込型カテーテル設置の件数は２件、内視鏡的消化管止血術は２件、入院の主科が脳神経外科・外科の患者さんも多く、内科入院での治療件数は上記の件数となっています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K6181	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（四肢に設置した場合）	-	-	-	-	-
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-

令和２年度には循環器内科の手術は実施していません。併存病態に対する手術として中心静脈注射用植込型カテーテル設置（四肢）と内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2ｃｍ未満）をそれぞれ１件行いました。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	24	4.42	9.88	4.17	68.33
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	12	0.92	4.00	0.00	70.83
K6152	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術）	11	1.00	7.55	0.00	68.00
K7434	痔核手術（脱肛を含む）(根治手術（硬化療法（四段階注射法によるもの）を伴わないもの）)	11	0.36	6.00	0.00	54.82
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）	10	0.30	5.20	10.00	40.20

当院外科において、手術数の多かったのは腹腔鏡下胆のう摘出術、鼠経ヘルニア、肝臓癌に対する血管塞栓術でした。外科では胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌等の手術も多く行っております。大部分が腹腔鏡下手術となっています。痔核の手術も増加しており日帰り手術も行っています。下肢静脈瘤、気胸の手術も行っておりますので気軽にご相談ください。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K0461	骨折観血的手術（大腿）等	53	4.4	58.06	7.55	80.38
K0462	骨折観血的手術（前腕）等	43	1.28	15.98	6.98	64.40
K0811	人工骨頭挿入術（股）等	36	4.17	57.17	5.56	83.69
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕）等	26	0.35	1.85	15.39	56.31
K0463	骨折観血的手術（足）	25	1.24	14.80	8.00	57.76

整形外科の手術件数は年間500例前後で推移しています。その半数程度は骨折に関連した手術でした。
当院では同棟内に回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟を持ち、退院に向けて十分なリハビリを提供しています。またそのためか他院と比べ、平均術後日数が長い傾向にあります。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	11	74.73	58.00	9.09	83.27
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	10	4.10	30.50	0.00	77.00
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	-	-	-	-	-
K145	穿頭脳室ドレナージ術	-	-	-	-	-
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	-	-	-	-	-

当院脳神経外科で行われている手術について解説します。脳神経外科単独で行われる手術では慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術がほとんどを占めています。この疾患は頭部外傷を契機に発症することが多く、手術は局所麻酔で可能です。胃瘻造設術および中心静脈用埋込型カテーテル留置は、脳卒中後遺症などで経口摂取が困難な方の栄養摂取を目的とするものです。内科もしくは外科に依頼して施行しています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K2821▯	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）	231	0.00	0.83	0.00	76.72
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	78	0.00	0.83	0.00	72.56
K2172	眼瞼内反症手術（皮膚切開法）	38	0.00	0.71	0.00	58.24
K2193	眼瞼下垂症手術（その他）	-	-	-	-	-
K218	眼瞼外反症手術	-	-	-	-	-

白内障手術と眼瞼手術が大部分を占めます。眼瞼手術は同日に両眼瞼に対して施行することが少なくないため、手術件数はより多くなります。また、日帰り手術も行っており、実際はもっと多い患者数になります。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	33	0.00	0.06	0.00	60.58
K8036▯	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他）	33	0.97	7.09	0.00	77.73
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	27	0.26	4.19	0.00	83.44
K8412	経尿道的前立腺手術（その他）	-	-	-	-	-
K7981	膀胱結石摘出術（経尿道的手術）	-	-	-	-	-

泌尿器科診療の目玉は、尿路結石疼痛患者に対する体外衝撃波結石破砕術（ESWL）による日帰り即時対応です。患者さんから苦痛を早期に開放し、日常生活の復帰を支援しております。また結石・消化器・婦人科疾患による尿管閉塞は、腎機能低下・腎盂腎炎・敗血症等の重症感染症へ移行し易いため、即時尿管ステント留置にて悪化を予防します。泌尿器科の代表的疾患である前立腺肥大症・表在性膀胱癌・下部尿路結石に対して経尿道的に無傷の治療を行っています。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K8654	子宮脱手術（腟壁形成手術及び子宮全摘術）（膣式、腹式）	-	-	-	-	-
K867	子宮頸部（腟部）切除術	-	-	-	-	-
K8531	腟閉鎖術（中央腟閉鎖術（子宮全脱））	-	-	-	-	-

年齢と共に増加する骨盤臓器脱にはいろいろな治療方法がありますが、婦人科では子宮脱根治術という方法でかなり改善がみられます。排尿困難が生じた場合は婦人科の受診をお勧めします。なお患者数10未満は「-（ハイフン）」を入力しています。